一階が見渡せるスキップフロア

我が家は家造りをすることになり多くのモデルハウスや完成住宅会に参加してきました。数多くの住宅を見てきて我が家にもぜひ取り入れたいなと思ったのが、一階を見渡せるスキップフロアです。階段と言うと一階と二階を繋ぐ通路でしかないと思っていた私は、階段途中に多目的に使用できるスペースを設けていることに衝撃を受けました。ここで過ごす時間は一人の時間を楽しむこともできるのですが、一階を覗けばLDKにいる家族の様子が目に入ってくるので家族との繋がりを感じることもできるのです。

我が家にこのスペースを設けるのであればここをママスペース兼パソコンスペースにしたいと思います。私は家事や育児の合間にパソコンを使い自宅で仕事をしています。また主人も持ち帰りの仕事が多いため仕事に集中できる空間がほしいと思っていました。しかし我が家にはまだ目の離せない小さな子どもが居るため、パソコンで仕事をしながらも子どもの様子は把握しやすい環境でなければいけないのです。一階を見渡せるスキップフロアであればここで仕事をしながらも子どもの様子をしっかりと把握できるのです。

ここにはカウンターと収納スペースがあれば多目的に使用できる便利なスペースとなるのです。カウンターがあればパソコンもできますし、洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたり、家計簿をつけたりもできます。資料を広げて仕事をすることもできますし、将来的には子どものスタディコーナーとして利用することもできます。多目的に使用するには収納スペースは欠かせません。

可動オープン棚を設けておけば、パソコン関連用品や、仕事の資料、子どものおもちゃに勉強道具といろいろな物を収納しておくことができます。物がきちんと片づけられることで多目的に使用できるのです。子どもがここで遊んでいても、キッチンで夕飯の支度をしながらスキップフロアの様子を伺えるので、安心してそれぞれの時間を過ごすことができます。一番の魅力は家族の繋がりを感じながらも、個人の時間も満喫できることだと思います。一人でホッとできる空間があるのとないのでは住宅の居心地も大きく変わってくるのです。

家族の繋がりを感じられる家

我が家の家造りのテーマは、家族の繋がりを感じられる家にするということでした。そこでまず取り入れたのが、最近人気となっているリビング階段です。家族の集まるリビングを必ず通らなければ二階の部屋には行き来できないようにすることで、家族がリビングで顔を合わせる機会が自然と作りだせるのです。

子どもが小さい間は親と過ごす時間が当たり前のようになっていますが、成長するにつれ一人の時間やお友達との時間が増えてきます。このようになった時でも家族が顔を合わせて、自然とコミュニケーションが生まれやすい間取りにしておくことで家族関係の良好さが保て、家族の繋がりを大切にできるようになるのです。

またこのリビング階段は子どもの犯罪率を下げているというデータが出ているのです。家族関係の悪化は子どもの犯罪率にも繋がりやすくなるので、そういう意味でも家族関係の良好さというのは大事なのかもしれません。そしてリビングの一部を吹き抜けにしました。そして吹き抜けに面して二階にはファミリスペースを設けています。

セカンドリビングのような空間で家族が寝る前の時間と共に過ごしたり、子どもの遊ぶスペースや将来的にはスタディコーナーとして利用させようと思っています。吹き抜けに面して設けられているので、子ども達だけで遊んでいても吹き抜けを通して気配が感じられるので安心して遊ばせることができるのです。吹き抜けに向かって話しかければ一階と二階でそれぞれの空間に居ても会話がしやすくなるのです。家族の繋がりを感じられることで安心感も高まります。互いの存在をいつまでも大切に思い合える家族でいるためには、家造りも一つの大きなポイントとなってくるのです。

居心地のいいリビング

リビングは家族が共に長時間過ごす場所です。それだけにどの空間よりも広々と、そして居心地のいい空間を誰もが求めることと思います。最近の傾向としてLDKの一体感を高めるスタイルが主流です。ダイニングやリビングの間に壁や扉で間仕切ることなく、オープンに空間を利用することで、奥に視界が繋がりより広さや開放感を感じられるようになるのです。

LDKの一体感を高めるのと同時に気を付けておきたいのが、空間にしっかりメリハリを付けるということです。LDKの一体感を高めることばかりに注目し過ぎると間延びして空間にメリハリが生まれません。そこで我が家はリビングをダウンフロアにしました。壁や扉を設けると閉鎖的な印象になってしまうのですが、高低差を出すことで空間の一体感を高めながらもそれぞれの空間をゾーニングすることができるのです。

またリビング部分を吹き抜けにしました。リビングをダウンフロアにして吹き抜けにしたことでより広々と開放感のあるリビングにすることができたのです。ダウンフロアにすることでより落ち着けて居心地の良さが高まりました。またこのリビングに面してウッドデッキを設けました。室内のリビングの延長としてアウトドアリビングを楽しめる空間を設けたことで、自然を肌で感じられる居心地のいい空間を得ることができたのです。

リビングはどの空間よりも長く過ごします。まずはこの空間の快適性を一番に考え、家族の笑顔で溢れるリビングにしたいものです。そのためにはLDKの一体感を大事にすることと、それぞれの空間に緩やかにメリハリを付けるということがポイントなのです。

腰壁のあるキッチン

住宅のテイストが多様化するのと同じように、キッチンスタイルも多様化しています。従来のキッチンは壁付けタイプの多く、キッチンで家事をする母親の姿はいつも背中でした。しかし最近の主流のキッチンスタイルは対面式のフルオープンキッチンです。家事をしながら家族と顔を合わせてコミュニケーションを取ることができます。

また吊り戸棚がないことでLDKの一体感を高めることができ、スッキリと開放感のある空間にできるのです。しかしこのキッチンスタイルのデメリットは、キッチンが汚れている時の見栄えの悪さです。
キレイで片付いている時は見せるキッチンとしてスタイリッシュな印象を与えますが、調理中や、調理後のキッチンが片付いていない場合でも、キッチンやダイニングからその光景が丸見えとなってしまいます。片付け下手な人にとっては向かないキッチンスタイルとも言えます。

私は対面式のセミオープンキッチンにしました。キッチンの前に腰壁を設けることで、LDKの一体感を損なうことなく、しかし気になる手元をしっかり隠すことができるのです。調理中や調理後の片付いていない時に、急な来客者が来てもすぐに対応できるのも嬉しいですね。
またこの腰壁を設けることで、ニッチを設けることができました。キッチン側には調味料入れとしてのニッチを設けました。今までは作業スペースにいつも使用する調味料を並べていましたが、これでは作業スペースを有効的に使用できません。調味料入れのニッチがあればここに調味料をしまい、作業スペースを有効的に使用できるのです。腰壁があることで私には最高のキッチンとなりました。

階段下を有効活用

住宅への不満の多くは収納スペースの少なさと言われています。住宅への不満をなくし満足度の高まる家にするには住宅の中にデッドスペースを生まないようにすることだと思います。最近では当たり前のようになった階段下収納。私が住んでいる賃貸住宅にも階段下収納が設けられています。しかし特殊な形状の階段の下の収納は上手に活用しなければ使い勝手のよくない収納になってしまいます。

私の友人宅はこの階段下スペースを収納スペースにするのではなく造作カウンターを設けてパソコンなどできるワークスペースを造っていました。斜めに広がる天井を活かしてカウンターの上には棚を設けて、本を収納したり飾り棚として活用していました。またカウンター下の部分とカウンターより下の階段下スペースを活用し収納スペースとしていました。わずかにも無駄なスペースを生むことなく上手に空間を利用したワークスペースになっているなという印象でした。階段下ということで自然の明るさを取り入れることはできません。夜でもこのワークスペースを活用できるように照明を設置していました。このワークスペースを使用しない時はイスをカウンターの下に収納して空間を少しでもスッキリみせる工夫もしていました。

リビングの一角にこのワークスペースが設けられていたので主婦が家計簿をつけるにも、子どもが勉強するにも最適の空間になっていました。間取りを考える際には階段下をどのように有効活用させるかも考えながら決めた方がいいでしょう。

エントランスニッチ

玄関はお客様が住宅に足を踏み入れる第一歩となる空間です。明るく素敵な空間に仕上げたいのと同時に、実用性も兼ね合わせておきたいものです。そこで壁厚を利用してエントランスニッチを設けてみるのはいかがでしょうか。縦長のエントランスニッチは天井近くまで広がりを持たせます。

上部と下部は玄関に華やかさを増すために、飾り棚としてオープンにします。中央部分は、お客様用のスリッパを収納しておくスリッパラックとして壁厚を利用するのです。生活感を感じさせないためにここの収納部分には姿見となるミラー扉にします。扉が閉まっている時は、姿見として活用できるので、通勤や通学などの外出時にはきちんと身だしなみを整えることができるのです。

このような機能的なエントランスニッチがあることで、お客様のおもてなしをきちんと行え、家族も便利さを感じる空間が広がるのです。壁厚を利用したニッチなので、空間に全く圧迫感を与えることがないので、広さに余裕のないエントランスホールでも設置することが可能なのです。むしろ広さに余裕がない家にこそこのニッチが活躍してくれるのです。

お客様用のスリッパの置き場に頭を悩ませている人も多いと思います。床に置き型のスリッパラックでは行き来する際に邪魔に感じることもあるでしょう。玄関は第一印象を決める重要な空間なだけに物がきちんと片づけられ、生活感を感じさせないスッキリとした空間を保ちたいものです。また外出時には全身をチェックしたいものです。全身鏡でしっかりと身だしなみを整え、気持ちよくお出かけしたいものですね。

和室

最近はリビングの一角やリビングの延長上に和室を設ける間取りが増えてきました。独立した和室を設ける人は少なくなってきました。なぜなら独立型の和室は使い勝手があまり良くないからです。
しかし家に両親がよく泊りに来たり、友人や親戚が宿泊する機会が多い家庭ではこのような独立型の和室があると便利です。宿泊者をもてなすという意味でも独立した和室があればゆっくりとくつろいで休んでもらうことができるからです。しかしこのような来客時があまりない家庭であれば普段使いできる和室と言うのが求められます。

リビングの一角や延長上に和室があることでリビングの空間により広がりを見せ、開放感を与えてくれます。子どもが遊ぶスペースとして、また子どもが昼寝をした時にも重宝します。時には洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしたり、裁縫したり家事を行う空間としても役立てることができます。
子どもが小さい家庭ではこのスタイルの方がいいでしょう。和室で家事をしていてもリビングで遊んでいる様子を確認できますし、逆にキッチンで夕飯の準備をしていても和室で遊んでいる子どもの様子を把握できます。

このようにライフスタイルによって和室に求められる空間のあり方が変わってきます。住宅のテイストも洋風化する中で和室の存在が小さくなっているような気がします。しかし和室の居心地の良さは日本人なら受け継いでいきたいものでもあると思います。マイホームを建てる時は自分のライフスタイルを見直し和室を最適な場所に設けたいです。

健康で暮らせる家

日本の住宅産業はコストを優先するあまり化学建材を多く使用してきました。
その結果ハウスシックを引き起こし健康に害を及ぼしてしまう人が増えてきたのです。
せっかく購入したマイホームが健康に害を及ぼしてしまう住宅では意味がありません。
家族が健康で安心して暮らせる家にする必要があると私は思います。

使用する建材にこだわった家造りをするといいのです。まず床や室内ドアには無垢材を使用しようと思っています。
無垢材のフローリングは合板と違い、天然木の一枚板を加工したものです。
この無垢材には広葉樹と針葉樹の2種類あります。
まず広葉樹は硬い気が多く傷が付きにくい特徴があります。
強度もあるので丈夫ですし、木の反りが比較的少ないです。
色や艶など豊富にあるので見た目の美しさも期待できます。
針葉樹は広葉樹に比べて柔らかいです。素足で歩いた時の感触の良さや木の温もりを感じることができるでしょう。
木の香りも楽しむことができます。無垢材は調湿作用もあるので梅雨時期など湿気の多い時期には水分を吸収し、冬など乾燥時期には水分を放出してくれるので、室内を快適に保ってくれます。
また空気をたくさん含んでいるため断熱性や保温性が高いのです。

そして壁は塗り壁にするといいのです。無垢材と同様に調湿効果が期待できます。
それだけではなく化学物質などを吸着してくれる効果もあります。
無垢材のフローリングや塗り壁は健康に暮らせる家にするには必要なことだと思います。
しかし施工期間がかかること、施工費が割高になることも忘れてはいけません。

家事室

最近多く間取りに組み込まれるようになったのが家事室です。この家事室では様々な用途で用いられユーティリティルームとも言われています。
この家事室では洗濯物をして、室内用の洗濯物干し場を設け、アイロンがけや裁縫、また衣類を管理するクローゼットまで設けられていると家事の効率を高め、主婦が憧れる最高の家事室になるのです。

主婦がこの家事室に憧れるのは家事には休みがないからだと思います。
洗濯や炊事は毎日のことです。それらを効率よく行うことで、家事への負担が軽減され家事への時短へと繋がるのです。そして空いた時間で自分一人の時間を楽しめるようにしたり、家族と触れ合える時間を大切にしようと思うのです。
心のゆとりを持つためにもこの家事室はこれから益々積極的に取り入れられる空間であると考えます。洗濯をして、それを干して、乾いたらその場でたたんで、たたんだ洗濯物をその場でしまうことができれば家事の効率は非常に高まります。

一連の作業を移動することなく一つの空間で行うことができるのです。子ども達に邪魔されることなく家事をスムーズに行えるのです。
衣類によってはアイロンをかけたり、ほころびを直すのに裁縫をすることもあります。
カウンターを設けているだけで洗濯物をたたむ台としてだけでなく、アイロンがけや裁縫にも便利な台になるのです。
アイロンや裁縫道具、ハンガーなどその場で使用する物をしっかり収納しておけるスペースも確保しておきましょう。
カウンターの下の部分を活用したり、クローゼット部分の一部をそれらの物を置ける収納スペースとして活用するのもいいでしょう。
休みのない家事をいかに楽しく、効率よく行えるかが重要なのです。

玄関収納

最近玄関横にシューズクロークなど設け玄関収納をより充実させた家が増えてきました。この玄関収納にはただ靴や傘を収納するだけでなく外で使用する子どものおもちゃやベビーカー、三輪車なども収納できるようにしておくとより玄関収納が充実します。
私の主人の趣味はゴルフです。
大きくて重たいゴルフ用品の収納場所に以前から頭を悩ませていました。
また私の友人の旦那さんの趣味はサーフィンでサーフボードの収納場所に私の友人も頭を悩ませていました。

これらの趣味の道具もしっかり収納できる玄関収納を設けたいものです。
玄関収納を充実させることで靴を履くと同時に外出時に必要な物をサッと取り出せ出かけられるというのは便利です。
また子どもの外用のおもちゃやベビーカーなどついつい玄関ポーチの部分に置きっぱなしになっていたりするものです。
太陽の強い日差しや雨、風で物の劣化も進んでいきます。
また外に置いておくことで盗難の恐れもあります。
玄関収納にきちんと保管することで物の劣化を抑えることもできますし、盗難の恐れもなく安全に管理できるのもいいと思います。

他にはいつも着用する上着をサッと掛けておけるスペースがあるのも便利です。
外出時わざわざ二階のクローゼットに上着を取りに行く必要もなくなりますし、帰宅時も靴を脱ぐのと同じタイミングで上着を一時置きできれば、後はゆっくりリビングで休むことができます。

玄関収納を充実させることは外出時や帰宅時の不満を解消してくれることにも繋がるのです。玄関は住宅の顔です。スッキリときれいな空間を維持したいものです。