Archive for 8月, 2012

家庭内事故を防ぐために…

 私の伯父は数年前に脊柱狭窄症のため、手術を受けました。手術のお陰で、激しい痛みは取れましたが、下肢の反応、特に左側が痺れて、以前のように、軽快に歩くことが難しくなりました。それでも、杖を使えば、今のところは、自分で外出もできますし、部屋の中では杖がなくても、ゆっくりならば、不自由なく歩くことができます。

家庭内事故を防いで、できるだけストレスのない状態で、生活できるように、畳を敷きつめた居間や伯父夫婦の寝室をリフォームすることにしました。

最初は、全体をフローリングにし、バリアフリーにすることを考えましたが、冬に厚い靴下を履くと、滑ることが心配になりました。伯父の入院していた病院のリハビリ室の床材は歩きやすく、滑り難い床材であったことを思い出し、問い合わせたところ、コルクタイルを採用しているとのことでした。そこで、工務店さんに相談したところ、一般住宅用のコルクタイルも広く利用されているということで、居間や寝室だけでなく、廊下や階段の動線部分にもコルクタイルを貼ることにしました。その際、バリアフリーにして、もし、将来、車椅子になった場合でも、スムーズに動けるように広くしました。適当なところに手すりも付けました。

室内で杖を使用しても、杖の跡がつきにくいし、滑り難いのに、引っ掛かり難いのも、フローリングでなく、コルクタイルだそうです。車椅子を使うことを想定しても、コルクタイルの表面が傷まないか、心配でしたが、車椅子はゴムのタイヤなので、ほとんど心配がないそうです。むしろ、防音にも優れているので、杖や車椅子の音を和らげてくれる効果があるそうです。

 自分の足で歩くということは、単に移動がスムーズというだけでなく、全身状態を良好に保つ効果が大きいと言います。家庭内事故を未然に防ぐリフォームをすることで、いつまでも、元気で長生きして欲しいと思います。